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| 歯科 | 矯正歯科 | 小児歯科 | 岡山市並木町2丁目 | ||
1. 作成の趣旨
平成14年度の日本の歯科医院に関する調査では,
デンタルユニットの清拭(せいしき)を患者さんごとに行っているのは33.2%
スリーウェイシリンジを患者さんごとに交換しているのは,3.1%
タービンヘッド,コントラハンドピースを滅菌して交換しているのは,16.7%
印象物を殺菌処理しているのは,9.5%
手袋を患者さんごとに交換するのは,7.5%
バー,リーマー,ファイルの高圧蒸気滅菌を実施しているのは,31.2%
などで,一般の歯科医院では十分な感染予防対策がとられているとは言い難い.
(静岡県立短期大学研究報告書より)
当医院は開院にあたり,完全感染防止を最重要項目とし,感染対策プログラムを作成し,実施に移しました.
当医院は「すべての患者の血液,特定の体液は感染の危険がある」と認識しております.それは,
1)患者自身が感染に気づいていないケース,
2)告知を忘れるケースを想定しているからです.
本感染対策プログラムはアメリカのCDC(Center for Disease Control and Prevention:疾病管理予防センタ)による
2003年歯科臨床における院内感染予防ガイドラインを元に作成したものです.
感染防止の対象とは,CMV(サイトメガロウイルス),HBV(B型肝炎ウイルス),HCV(C型肝炎ウイルス),
ヘルペスウイルス,HIV(エイズウイルス) インフルエンザウイルス,結核菌,ブドウ球菌,そのたのウイルス,
細菌,病原微生物,水痘 などです.
2.従業者の原則
1)HBVワクチンを接種
2)ツベルクリンテストを受ける.必要ならBCG接種をする.(結核を問診表に書いてもらう)
3)雇用時の研修と毎年の研修を実施する.
4)感染従業者の業務規制(従業不可)
結膜炎,腸内ウイルス感染(幼児,免疫不全者との接触),A型肝炎,
B,C型肝炎(作業規制あり),HIV(作業規制あり),髄膜炎,シラミ寄生,
百日咳,風疹,黄色ブドウ球菌感染,連鎖球菌感染,結核,水痘,
帯状疱疹,ウイルス性呼吸器感染
5)患者および従事者の感染の機密保持
6)血液に対する暴露を回避する.
7)唾液は血液に汚染されていると考えるべきである.
8)バー,注射針,メスなど鋭利な器具は細心の注意をはらう.
a)使用済みの針にキャップをしてはいけない.
b)歯科用ユニットからハンドピースを取り外す前にバーを外す.
c)自動鞘付き麻酔針,バー保護歯科装置の使用
d)縫合の際はフィンガーガードを使用
9)保護具の着用(手袋,マスク,保護眼鏡),必要に応じてフェイスシールド,ガウンを使用する.
a)手袋は患者ごと.チェアの移動ごとに交換する.
b)手袋を着用する前に手を乾燥させる.脱いだ後は直ちに手を洗う.
c)手袋はノンパウダー低アレルゲンラテックス手袋を使用する.
d)口腔外科手術には口腔外科手袋を使用する.二重手袋も効果あり.
e)マスクは湿気を帯びると交換する.マスクを手袋をした指で触れてはいけない.
f)患者ごとにマスクを交換する.
10)血液の暴露を受けた場合は石鹸と水で洗浄する.機関に報告する.
11)手は抗菌性の石鹸と水で洗う.
12)爪は手袋を引き裂かないよう短くし,ヤスリがけをして丸くする.
13)指輪をしてはいけない.
14) 空中への飛散を防止するため高速吸引装置,ラバーダムを使用する.
さらに
3.患者治療用具の滅菌および消毒
4.環境表面における感染予防
5.治療手順
6.器具の滅菌手順
などを記述し,実施に移しています.
感染対策プログラム
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